世界のサッカークラブトップを決めるFIFAクラブワールドカップ。過去2大会の優勝を飾ったレアル・マドリードが今年3連覇をねらいます。鹿島アントラーズはACLを制覇し初のアジア王者として2度目のクラブW杯への出場。
2016年にあと一歩で優勝を逃した鹿島アントラーズのリベンジを期待したいですね。
この記事では、決勝の日時、会場そしてテレビ放送やネット中継はどこでみれるか、記事の最後にはクラブのコンディションなどから決勝の予想もしてみようと思います。
決勝の放送日と時間
日程:2018年12月22日(土)
キックオフの時間は未定
会場:アブダビ・アラブ首長国連邦(UAE)
ネット中継、テレビ放送
テレビ放送は
- 地上波日本テレビ系
- BS日テレ
ネット中継は
いまのところ未定ですが、去年はHulu(フール―)で配信されていたので今年も配信されるといいですね。情報が入り次第追記いたします。
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決勝の予想
世界の大半の人は、決勝にレアル・マドリード × アルゼンチン王者が対戦し、名門レアルが3度目の優勝をすると予想していることでしょう。
では、レアルの今年のコンディションはいかがなものでしょうか?
レアル・マドリードのコンディション
今シーズンのレアルは、現在なんとリーグ6位と最悪のスタート(2018/11/14現在)。 首位のバルサと4ポイント差と大差が無いようにも見えますが、名門レアルとしてはありえない立場です。今シーズンの勝敗は12ゲーム中、負けが4回 引き分けが1回。しかもエル・クラシコでバルサに大敗してしまいました。
不調の原因は?
ジダン監督からロペテギ新監督に変わったのが原因か、 クリスティアーノ・ロナウドのユベントスへの移籍が影響しているのか、欧州チャンピオンズリーグ3連覇という快挙からの気のゆるみなのか?
しかし、レアルの不調はなにも今年に限ったわけではありません。
昨シーズン、チャンピオンズリーグ3連覇の快挙ばかりがメディアで取り上げられたため あたかも絶好調だったようなイメージですよね。しかし国内リーグでは、首位バルセロナと17ポイントの大差・3位でシーズンを終え, 国内のカップ戦であるコパデルレイも敗準々決勝退。得点王と言われるクリスティアーノ・ロナウドも昨シーズンは26ゴール(これでもスゴイ数なのですが、、)、残り72ゴールは他の選手からのものでした。
クリスティアーノ・ロナウドがいても、昨年は国内リーグの不調を救う事ができていなかっったことから、彼の移籍がメインの理由ではなさそうです。
最大の原因はチームの士気がないこと
個人的な意見ですが、チームの士気がないことが一番の原因ではないかと思います。過去にも同じようなことがありました。ラファエル・ベニテス監督が2016年-17年のシーズンに就任しましたが、2017年年明け早々に解任となってしまいます。成績不振が理由とされていますが、本当の理由はチーム内の選手、特に主要メンバーの信頼を得る事ができなったためでした。
最近、それを裏付けるようなコメントを影響力あるセルジオ・ラモスがしています。
ドレッシングルームをまとめる監督の才能は知識よりも重要だ。
これは、ロペテギ監督の代わりと噂されていた、アントニオ・コンテ監督に対する間接的なメッセージで、要するに来てほしくないというメッセージ。
どんなに作戦にすぐれ、知識のある監督でも、チームの信頼を得られない監督のためには100%でプレーできないから、試合に勝てないよ、、といった意味なのでしょう。
今不調だからといっても、選手の気分次第で一瞬にして絶好調に変わる可能性もあります。もともと才能のある選手が集まっている名門レアル・マドリードですから。
中南米のクラブ
カシマが初戦であたるグアダラハラ(メキシコー北南米王者)は国内リーグ11位(2018年11月16日)と不調のようです。
しかし、中南米のクラブのこの大会によせる思いは欧州のクラブにくらべるとかなり特別なものとなるので モチベーションの点からすると、グアダラハラや準決勝からのシードであるアルゼンチン王者はかなり全力で試合の臨んでくることと予想されます。
鹿島の優勝の可能性は?
あると思います!希望も入ってますが、、
サッカーの試合では、時には力の差より、どれだけ勝利を望んでいるかの差で勝敗がきまることがあります。特にトーナメント式の試合では、精神面が大きく影響してきます。
ACLの決勝から、クラブワールドカップを目標に戦ってきた、鹿島アントラーズ。加えて、前回2016年決勝で敗れあと一歩で優勝をのがしたことから、どのクラブよりも優勝への思いが強いことは大きなのモチベーションとなることでしょう。
思いが強すぎてプレッシャーに負けることもありますが。。ACL決勝の前の会見ですが、昌子 源選手はこのようにコメントしています。
大きな試合だと思いますが、これまでもいろんなタイトルを争ってきて、いろいろなチームと戦って、クラブとしていろいろな経験をさせてもらったなかの。大事な試合だしこの試合に懸ける思いは強いですが、様々な経験をしてきた今のクラブなので、変に力が入ることはないと思う。、、省略、、今は平常心でいる。
そして、冷静に自分たちのサッカーで試合をし、ACL優勝という結果を残しているので、クラブワールドカップでのプレッシャーの心配もなさそうですね。
なんといても、鹿島にはジーコTDがついてますから。ACLでも、
守り神ジーコのお陰でアウェイの洗礼をうけなくて済んだらしいです。これはかなりの
アドバンテージでしたね。
2016年のレアル×鹿島アントラーズ
カシマだけでなく、アジア勢のクラブが決勝に進むことじだいが初だったせいか、引き分けさえも7-8倍に予想されるほど。だれもがレアルの圧勝と思っていました。しかし、実際の試合は全く違ったものでした。
試合開始直後から、カシマが高い位置からプレッシャーをかけ、レアルの攻撃のチャンスをくずしにいき、9分に先制されるも、前半終了直前44分に土居からのクロスを柴崎が左足でシュートで1-1の同点に。
後半7分には、またもや柴崎がクリアボールを拾った柴崎がディフェンダーを交わしミドルシュート。ゴールキーパーの指先にかかるもゴールとなり逆転。しかし15分にPKを与えてしまい2-2の同点となってしまいます。
そこからレアルの攻撃がさらに強まるも中盤からの固い守備で持ちこたえ得点を許さず、後半終了直前にはカシマがチャンスを何度も作り出すも得点にはつながらず延長戦へともちこみます。
健闘しますが結果、延長で2点をゆるしてしまいレアルの優勝となってしまいました。
延長戦に疲れがでてしまったための失点でしたので、非常に残念です。世界最高峰のクラブと言われるレアル・マドリード相手に互角の試合をできたことは今回への自信につながっていることでしょう。
ということで、個人的な決勝の予想としては、アルゼンチン王者(未定)× 鹿島アントラーズの対戦で優勝は鹿島アントラーズ!
鹿島側も十分わかっている事と思いますが、海外ではペナルティーを取るためのダイブだろうが、反則ギリギリのタックルだろうが勝つためにはあらゆる手段をとることがあります。意図的に挑発もされます。彼らのペースにはまらないように思いっきり鹿島サッカーをプレーしてきて欲しいものです。
最後に
FIFAクラブワールドカップが始まって以来、優勝は南米と欧州勢にかたよっており、レベルの差がありすぎるため大会開催の意義させとなえる声が多いのが現実です。しかし、2016年の決勝で負けてしまったものの、延長戦まで持ち込めるほどの健闘を見せた鹿島アントラーズ。今回の大会でこのリベンジを果たせることを祈っています。普段他のクラブのサポーターの人もアジアサッカーのためにも応援しましょう。
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